鬼狩りの剣:テレビアニメが1時間の特別番組と共に6月27日に初放送

中西元男の人気小説シリーズ「鬼狩りの剣 鬼人幻灯抄」を原作とするテレビアニメの公式ウェブサイトは、このアニメが6月27日に1時間の特別番組をもって初放送されることを発表しました。このシリーズは、東京MX、MBS、そしてBS-Fujiで放送される予定です。

また、新たなキービジュアルと追加キャスト2名が公開されました。

本アニメの主要キャストには、矢代拓が陣太役、上田麗奈が鈴音役、早見沙織が白雪役で出演しています。

監督は藍浦一也(「アサシンズプライド」、「堀さんと宮村くん」(OAV))が、横浜アニメーションラボで務め、シリーズ構成は赤尾でこ(「アサシンズプライド」、「荒川アンダー ザ ブリッジ」、「ノラガミ」)が担当。キャラクターデザインは池上太郎(「ラピスリライツ」)が、音楽はMONACAの高田龍一、広川恵一、高橋邦幸が作曲しています。

Seven Seas Entertainmentは、この小説シリーズとその漫画の英語版を出版しており、物語の概要は次のように説明しています。

江戸時代、若い陣太とその姉は故郷を逃れ、山村で避難所を見つけます。数年後、陣太は熟練した剣士に成長し、村の神社の巫女を守ることを誓います。神社を脅かす鬼を退治する任務を帯びた陣太は、森で邪悪な生き物に立ち向かいますが、衝撃的な真実を知ることになります。鬼は170年後の出来事を語り、未来で鬼と対峙しなければならないと陣太に告げます。これにより、時代を超えた壮大なファンタジーの旅が始まります。陣太は時間を超えて鬼を狩り、自身の暗い本性と向き合う必要があります。

中西は、2019年6月に「水豊の日々」と題した最初の小説を出版しました。イラストは環が手掛けています。シリーズの14巻目にして最終巻は2023年11月に発売されました。

双葉社は、小説の漫画版を佐冨由の手により2021年9月に初めて単行本化し、6巻目は2月29日に発売されました。この漫画は「月刊アクション」誌で連載されています。